ゾメット(メトホルミン)のアンチエイジングとダイエット効果をレビュー!寿命を延ばす夢の薬が本当に存在した!

ゾメット(メトホルミン) アンチエイジング
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こんにちは、ガチな女性トレーニーのマムです。

私には美容関係の仕事をしている2歳違いの姉がいるのですが、彼女が恐るべき効果を実感したという医薬品を紹介したいと思います。私も速攻で注文しました。

その医薬品とは、メトホルミンを有効成分とした2型糖尿病治療薬ゾメット(Zomet)です!

あ、ちなみに私も姉も糖尿病ではありません。

ゾメット(メトホルミン)のすべて

ゾメット(メトホルミン)とは?

ゾメット(メトホルミン)はビグアナイド系経口血糖降下剤です。日本ではメルビンやメトグルコ、グリコラン等の商品名で知られているものと同一の有効成分です。

ゾメット(Zomet)は、血糖値を下げる2型糖尿病治療薬です。有効成分であるメトホルミンが、筋肉での糖の利用を高めたり、肝臓で糖をつくるのを抑えたり、小腸からの糖の吸収を抑えたりと多様な作用によって血糖値やHbA1cを改善してくれます。

ゾメット(メトホルミン)の作用機序・効果

メトホルミンがAMPキナーゼ(AMPK)を活性化させることが明らかにされています。

AMPKは乳酸からブドウ糖を合成する糖新生、およびアセチルCoAより中性脂肪、コレステロールを合成する経路に関係していて、エネルギーの減少を感知し、ATP産生の促進と、消費の抑制を促し、ATPのレベルを回復させる作用をする。つまりAMPKが活性化すると、糖や脂肪や蛋白質の合成は抑制され、ATPが産生される。この効果は運動と同じで、2型糖尿病や肥満などの治療にも有効と考えられている。

つまり、運動してないのに運動しているのと同じようにカロリーを消費してくれるってことみたいです。ほんとかよ?夢のような話じゃないですか。

それだけではなく、メトホルミンは膵臓でのインスリン分泌には作用せず、肝臓での糖新生の抑制、筋肉での糖利用の亢進、腸管からの糖吸収の抑制、脂肪組織での脂肪分解の抑制などの、多彩な働きをしてくれます。

その標的分子となるのがAMPKで、糖や脂質代謝の流れを調節する鍵となっているのです。

ゾメット(メトホルミン)の副次的効果

ゾメット(メトホルミン)には血糖降下以外にもさまざまな効果が報告されています。

ゾメット(メトホルミン)のダイエット(体重減少)効果

メトホルミンを内服すると体重減少効果があることが報告されています。

日本人の実験で、2型糖尿病の平均BMI25.3の患者さんに、メトグルコ (メトホルミン)750mg~2250mgを、54週間投与した場合の、体重減少効果は、平均1.2kgと報告されています。

2013年にアメリカで行われたメトホルミンの肥満に対する効果を検証する実験では、実験開始から6ヶ月後、平均で5.8±7.0kgの減量効果があった、との結果が出ています。日本の実験よりも大幅な体重減少ですが、もともとの肥満度の違いがありそうです。

いずれにせよ、ダイエット(体重減少)効果は緩やかながら、確実にあるようです。

ゾメット(メトホルミン)の食欲抑制効果

ダイエット効果にもつながりますが、グレリンやGLP-1などの食欲調節作用のある消化管ホルモンに影響を及ぼすとの報告があります。つまり、食欲が抑えられ、カロリーコントロールがしやすくなるということですね。助かります。

さらに、AMPK活性化により筋肉での糖の利用が促進され、腸管からの糖吸収が抑制されるという効果もあります。腸管からの糖吸収抑制ということはグルコバイと同様の効果が得られるということですね。

グルコバイを少し試したことが有るのですが、お腹が張り過ぎて続けるのを断念しました。こちらのほうは、また機会があったら試してみてレビューしますね!

ゾメット(メトホルミン)の減量後の体重維持効果

米ペニントン生物医学研究センターのKishore Gadde氏らが、メトホルミンは糖尿病予備群の人が減量した体重を長期にわたり維持するのに有用な可能性があるとの研究を明らかにしました。メトホルミンを服用中に減量した群では、研究開始前から平均で体重の約6%の減量を6~15年間維持でき、その効果は生活習慣改善群を上回ることが分かったとのこと。

糖尿病予備群の人を対象に、2型糖尿病への進展予防に有用な介入法を検討した3年間の糖尿病予防プログラム(DPP)試験を延長したDPP Outcomes試験(DPPOS)を分析したもので、DPP試験の参加者は、メトホルミン投与群または健康的な食生活と定期的な運動による生活習慣の改善を行う群、プラセボ群のいずれかにランダムに割り付けられた。

今回は、DPP試験に参加した糖尿病予備群3,234人のうち、介入開始から1年以内に体重の5%以上の減量に成功した1,066人を対象に15年間追跡し、減量した体重の維持につながる要因について調べた。

追跡開始から1年後、体重の5%以上の減量を達成した割合は、メトホルミン服用群の28.5%、プラセボ群の13.4%に比べて、生活習慣改善群では62.6%とはるかに高かった。

しかし、メトホルミンを服用中に減量した群では、研究開始前から平均で体重の6.2%の減量を6~15年間維持し、その割合は生活習慣改善群の3.7%、プラセボ群の2.8%を大きく上回っていた。

そのため、Gadde氏は「生活習慣の改善は、初期には減量効果に優れていたのに対し、メトホルミンの服用は減量後の体重を長期的に維持するのに有用であった」と述べている。また、介入開始から最初の1年間の減量幅が大きいことや高齢であること、メトホルミンの服用を継続することなどが、減量した体重を長期にわたり維持する予測因子であることが分かった。

減量速度は生活習慣改善群には敵わないが、その後の維持に大きな効果を発揮してくれるので、リバウンドの心配から少し解放されますね。

ただ、メトホルミンが減量した体重の維持に優れている理由については明らかになっていません。Gadde氏は「メトホルミンを服用すると、食欲が抑えられて食べる量がある程度は減るが、劇的な減量効果をもたらすほどではなく、エネルギー消費が大きく変わるようなこともない」と説明している。

これからの研究で理由が明らかになってくると思いますが、訳はともあれ、効果があるなら飲まない手はないです!

ゾメット(メトホルミン)のアンチエイジング(寿命延長)効果

アンチエイジングに興味のない女性はいないと思います。あ、男性もですね。

2016年、米国食品医薬局(FDA)が、世界初となるアンチエイジング薬の臨床試験を許可しました。

その薬こそが、メトホルミンです。

すでにマウスなど動物での実験では最大で40%もの寿命延長効果が確認され、骨も丈夫になることがわかったとのこと。また英国のカーディフ大学の調べでは、メトホルミンを使用した糖尿病患者はほかの患者に比べ、平均で8年間長く生きたことがわかったのです。

研究者の話によればがん予防やアルツハイマー予防などにも効果がみられるとしています。

その理由として、メトホルミンは細胞内の有害な酸素分子をわずかに増やし、細胞を活性化させ健康状態を促進する働きがあります。有害な酵素分子が多過ぎれば、細胞は傷つけられ老化を促進してしまいますが、メトホルミンが増やすこれはアンチエイジングには適量のようです。歳を重ねるほど起こりやすい細胞分裂のエラーを減らし、代謝や傷の治癒力などを維持して病気を予防して老化を遅らせます。

研究者はメトホルミンを適切に使うことで「たとえば寿命が100歳の人ならば、120歳まで生きることができるようになる。70歳の人なら50歳並みの健康が得られるはずだ」としています。

2016年からの臨床試験は、米国のアルバート・アインシュタイン医科大学のニール・バルジライ教授(内分泌学)らの研究チームが今年開始する「メトホルミンによる加齢抑制」(TAME)研究は米国の15ヵ所の医療機関で行われる。70~80歳の高齢者3,000人を対象に、メトホルミンを服用する群と服用しない群に分け、5~7年追跡して調査する。寿命、心筋梗塞などの心疾患、がん、認知症などの発症にどれだけ差が出るかを調べるという。被験者として70~80代のがん患者、痴呆患者、またはいずれかのリスクが高い人合計3000人を対象として実施する計画。現在は被験者候補と資金を集めている最中とのこと。

現在、臨床試験の真っ只中ですね。

結果が本当に楽しみです。

ゾメット(メトホルミン)の抗がん効果

アンチエイジングに通ずるのですが、メトホルミンにがん予防の効果があるという研究も多数報告されている。

恐ろしいことに、インスリンおよびインスリン様成長因子が一部のがんの成長を促進してしまうことがあります。2型糖尿病患者の多くは診断される前に血液中のインスリンレベルが高い状態に何年もさらされていることが多いので、がんの発症リスクが高い。しかし、メトホルミンはインスリン産生量を増大させないため、がんの成長を抑える可能性がある。また、がん抑制遺伝子を活性化する作用があり、血管にダメージを与える活性酸素が増えるのを防ぐ抗酸化作用もあると考えられている。

また、最近の研究では、メトホルミンは腸内細菌叢に変化をもたらしたり、筋肉の機能に影響したりする可能性が示唆されていますが、こちらはまだ研究が進んでいないので進展を待ちたいと思います。

ゾメット(メトホルミン)を飲んだ実際の効果・感想

姉がゾメット(メトホルミン)を半年間飲んだ感想です。

 

メリット

・食事前に摂取すると、血糖値スパイクが全く起こらないのか、眠くなったりあくびが出ることが皆無。

・生活を変えずに体重が2kg減った。

・肌が白くてつるつるになった。

・白髪が無くなった。

・安い。

デメリット

・一度、低血糖のようになり倒れそうになった。

・一日に1000mg以上飲むと腹部膨満感が現れ、吐き気に襲われた。

 

客観的に見ても、色白に拍車がかかり、少しすっきりしました。

もともと白髪が多くないので、白髪が減ったかは分かりませんが、本人は喜んでおります。

そして、姉とランチバイキング(チート)に行った時に私も半錠もらって飲んでみたのですが、ピザやケーキ等の小麦製品を大量摂取したのに、全く眠くなりませんでした。あくびも出ません。

つまり、血糖値スパイクが全く起こらなかったんでしょう。これはおったまげた。

デメリットにある低血糖は、姉が食べる予定が無いのにゾメット(メトホルミン)を飲んだら出た症状らしいです。これは気を付けないとやばいです。食べる直前に飲みましょう。

姉のゾメット(メトホルミン)飲み方

・用法

通常、成人にはメトホルミン塩酸塩として1日500mg(1錠)より開始し、1日2~3回に分割して食直前又は食後に経口投与する。
維持量は効果を観察しながら決めるが、通常1日750~1,500mg(1.5~3錠)とする。
なお、患者の状態により適宜増減するが、1日最高投与量は2,250mg(4.5錠)までとする。

このように書かれているのですが、姉は糖尿病ではないので、そもそも適正な用法用量などありません。様子を見ながら、1日500mgを朝食時と夕食時に服用し始め、現在は1000mgで落ち着いたようです。それ以上だと、デメリットに書いたように腹部膨満感が酷くなり、食べると吐いてしまったそうです。

因みに、姉は35歳、161㎝、55kg(たぶん)くらいの中肉中背(少し太い)です。体格あまり変わらないので、私も500mgから始める予定です。

私はここで注文しました。

早く来ないかなー!!!

 

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